シスカ裏設定第二弾。生い立ち詳細や恋愛観など。ダンピールなので生い立ち設定は重めです。
●シスカの生い立ち
【出生】
・ダークセイヴァーの領主である父と、領主を暗殺しにきた女暗殺者ブラックウィドーが恋に落ち、シスカが生まれる(吸血鬼にしては珍しく対等な恋愛関係だったらしい)。顔立ちは母親に生き写し。
【10才】凋落
父が「人間を愛するなど領主として不適格」として他の吸血鬼の粛正対象となり、戦いの中で死亡する。シスカと母は逃げ延びるが、「人類の裏切り者」として元領民に迫害される。新領主からも賞金をかけられ、オブリビオンと人間の双方から追い立てられて故郷からの脱出を図る。何とか遠くまで落ち延びるが、その過程で母は死亡。吸血鬼と人間の双方に憎しみを抱く。
【10才~13才】籠の鳥
自分が生き延びる為、シスカの美しさを気に入った女吸血鬼の奴隷となり、その庇護の下で暗殺者として育てられる。「闇の救済者」や女吸血鬼の政敵のオブリビオンを暗殺する日々を送る。ちなみに女装を始めたのはこの時期から。人形遣いとしてのスキルも女吸血鬼から学ぶ。
あと
「元暗殺者だった」は割とあちこちでしゃべっていますが、生い立ちの詳細は誰にも話していません。特にオブリビオンの奴隷だったことは親しい人にこそ知られたくない過去でしょう。
【13才~14才】猟兵デビュー
飼い主の女吸血鬼を暗殺して自由の身となる。世界を守護する「猟兵」の存在を知り、自身も猟兵としてデビュー。猟兵仲間との関わりでしだいに人間性を取り戻していく。UDCアースのヨーロッパに移り住む。
※シスカに猟兵の存在を教えたのは同背後のパンダ型ウォーマシンのルンバ・ダイソン。シスカが動物のなかでも特にパンダを贔屓しているのは彼の影響。シスカは「ルンバ君」と呼んでいるが、ポジション的には養父に近い。
【14才・5月】グリモア猟兵に
猟兵としてある程度経験を積み、今の性格になった頃、グリモア猟兵として覚醒する。同じ時期に薔薇園の旅団に入団。
ヒーローズアース発見後はヒーローズアースに移住。ちなみにシスカが扱う銃火器は猟兵になってから入手したもの。出身地のダークセイヴァーは文明レベル低いので。
【15才】ヒーロー49に
アースクライシス2019の激闘を経て、忌み嫌っていた吸血鬼の力が覚醒していき、怪力や魔眼などの力も行使できるように。大切な人もできたので、最近は自身に眠る力を積極的に研究している。
ちなみにHERO49の割に正義とかはどうでもいいと内心思っています。友達の方がずっと大事。ファンがガッカリしそうなので公言はしませんが。人前ではファンシーでキュートなアイドル系ヒーローとして振舞います。プレイングにすら出さない本音ですね。
●本当は人間嫌いなシスカ
愛想良く、ヒーロー49にも数えられるシスカですが、本当は猟兵やヒーロー、自分のファン以外の「一般人」については割と無関心だったりします。HERO49になったのも正義とかはどうでもよく、友達や自分の居場所を守る為に必死に戦った結果に過ぎません。
父の死後、母ともども人類の裏切り者として人間に迫害された過去を持っているシスカは流されて行動する「その多大勢の人間」を本当は嫌っています。
明るいボクっ娘として振る舞っているのでそうした態度を表に出すことはほとんどありませんが、三章の日常フラグメントなど、事件が解決した後は猟兵以外の人間にはほとんど興味を示さないのはそういった本心の現れだったりします。ただし、自我が未確立な子供や、「自分のファン」は例外です。
ヒーローやアリスなど、自らの意志で運命に抗おうとする人達は積極的に守ろうとします(たいていの場合ネームドNPCはシスカの嫌う「その他大勢」には含まれないでしょう)。
●シスカの恋愛観
恋愛対象は女性です(笑)
彼が好ましいと思う(つまり好みのタイプ)のは、強い意志を持つ者のうち、「常に弱者の側に立って戦う者」、「何を敵に回しても愛するものの為に戦う者」、そして、「何度人に裏切られても信じることをやめようとしない純粋な者」です。
猟兵はたいてい強い意志を持ち、自分の信念に沿って行動しているので、男女問わず高評価をしていますが、特にシスカポイントが高いのは上記の三つ。あくまで心の強さがポイントなので、猟兵に限らず戦闘力は関係ありません。肉食系の女性は苦手。
容姿の好みの方はナルシストなので、自分によく似た顔の人がタイプです。水野ましも絵師万歳。あと清楚で綺麗なお姉さんも好みです。
男性との恋愛には興味ありませんが、男性をからかって遊ぶのは好きです。正体を知った時の表情がたまらないのだとか(ドS)。
ちなみに好きになった女性への態度は「誰を愛そうがどんなに汚れようが最後にボクの隣に居てくれればいい」というラオウ様スタイルです。
自身もオブリビオンの元奴隷(かつ暗殺者)という後ろ暗い過去があるので、清廉で潔白な女性に憧れはありますが、好きになった人であれば相手にどんな過去があったとしても失望したりはしません。